曲紹介「ひとりごと」
皆さんこんにちは、まいけるです。
さて、今回はBUMP OF CHICKENの名曲「ひとりごと」を紹介させていただこうかなと。
と、その前に。
曲紹介と言っても、このご時世、曲の解説ブログなどインターネットの海に無数に泳いでいます。
ですから僕は解説というよりも、
「この曲のここが好き!」
とか
「こんな人に聴いてほしい!」
とか
そんな部分に焦点を当てていきたいと思います。
それでは本題に。
この曲は、2007年に発売されたアルバム「orbital period」に収録されています。
2007年…
僕は12歳です。
あぁ…まだバンプと出会っていなかった当時の僕にこの曲を聴かせてやりたい。
記念すべき第1回目の曲紹介はどれにしようか、小一時間悩みました。
やはり前回の記事で挙げたオンリーロンリーグローリーとかrayとかがいいだろうか?
しかし、突然天の声が聞こえました。
「ひとりごとだ。」と。
というわけで、第1回目は「ひとりごと」です。笑
この曲のテーマは、「優しさ」です。
4分に渡ってひたすら、優しさとは何か、自問自答しています。
まさに主人公の「ひとりごと」です。
この曲を初めて聴いた時、「僕が考えていることをそのまま代弁してくれている!!」と衝撃を受けましたよ。まじで。
いや、代弁という言葉は語弊があるかもしれません。
が、まるで僕という人間の性格や思考をそのまま歌われているようで、恥ずかしさすら覚えました。
僕、「優しい人」ってめちゃくちゃ言われるんです。
でも、別に嬉しくはないんですよね。
共感してくれる人、いますか?
だって僕が人に優しくするのは、人に良く思われたいから、目の前にいるあなたに良く思われたいからなんです。
だからあなたの為に優しくしてるわけではなくて、結局は自分の為。
そして時々、そんな自分が嫌になります。
こんな気持ちを歌にしてくれたのがバンプの「ひとりごと」なんです。
藤原さん、すごくないですか?
この気持ちを言語化して歌にするなんて、ふつうできませんよ。笑
意外と多くの人が、
「優しくなんかないのになー」
「本当に優しい人になりたいなー」
「本当の優しさってなんだろう」
って、悩んでるのかもしれません。
そう思うと、嬉しくなりますね。笑
曲の途中で主人公は
「僕が知らないうちに君のためになれること」
を望んでいます。
これってめちゃくちゃ難しいことですよね。
君のために何かをしてあげよう、と思った時点でそれは自分のためだから本当の優しさではない。
だから知らないうちに君のためになりたいんだ、と。
どうやら道に迷って困っているおばあさん。
高い所に手が届かず泣きそうな子ども。
そんな光景を見て助けてあげようと思った時、何も考えずにただ行動ができる人を僕は尊敬します。
僕はどうしても、「感謝されたい」「良い気分になりたい」がために行動してしまうからです。
いやー、優しさ、難しい。笑
少し脱線しますが、「相手を傷つけたくないからって言いたいことを言わないのは優しさじゃない」って、よく言いますよね。
世の中の9割のカップルは片方が言いたいことを言わないせいで喧嘩したこともあると思います。笑
皆さんはどう思いますか?
まあ「時と場合による」というのが最も適切な答えだと思うのですが、強いて言えば僕は「言わない方がいい派」です。
理由は簡単です。
言ったら確実に傷つくけど、言わなければ傷つかないかもしれないからです。
反論、待ってます。笑
ありがとうございました。